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毎日でも摂りたいにんにく、芽が出てしまったものは栄養には問題ない?

にんにくは免疫力の低下を防いだり、血中のコレステロールを抑制したりとさまざまな健康効果が期待できる食材です。

にんにくを食べようと思ってスーパーで購入したはいいものの、余ったにんにくを放置していたら芽が出てしまった、なんて経験ありませんか?

芽が出てしまったにんにくは、栄養に問題はないのでしょうか。また、芽の部分は食べられるのかどうかも気になるところです。

そこで今回は、にんにくから出てくる芽はどんなものか、芽に含まれる栄養素や食べ方、注意点など解説します!

にんにくから出てくる芽は何もの?

放置していたにんにくから芽が出ているのを見て、驚く人は多いかもしれません。にんにくから出てくる芽の正体は何なのでしょうか。まずはにんにくから出てくる芽は何かを確認していきましょう。

保存によって出てくる「発芽葉」というもの

保存によって出てくる「発芽葉」というもの

にんにくから出てくる芽は「発芽葉」と呼ばれるものです。私たちが普段食べている白いにんにくは、養分を蓄えて肥大した鱗片(りんぺん)という実の部分を指します。

鱗片を包丁で切ってみると、真ん中に緑の芽のようなものがあり、これがにんにくの芽にあたる発芽葉です。

にんにくは常温で放置しておくと、鱗片から自然と発芽葉が伸びる特徴があります。

買ってすぐに発芽することはありませんが、保存がきくからといって長い期間常温で放置していると発芽葉が成長し、にんにくの真ん中からひょっこり顔を出してくるのです。

毒はないので食べてもOK

「芽」と聞くと、じゃがいもの芽のように「毒」を連想し、食べない方が良いと思うかもしれません。

しかし、にんにくから出る芽は毒は持たないため食べてもOKです。じゃがいもは害虫から身を守るために、芽の部分に天然毒素の成分を持つようになったといわれています。

一方にんにくは、臭い成分のアリシンに害虫などを寄せ付けない効果があるため、天然毒素は含まれておらず、食べても問題ないとされています。

一般的なにんにくの芽との違い

にんにくから出てくる「芽」と、スーパーなどで売られている一般的な「にんにくの芽」は異なるものです。

一般的なにんにくの芽は、芽ではなく花をつけるために伸びた「花茎」を指します。茎でありながら「にんにくの芽」として販売されているため、混同してしまうかもしれません。

しかし、中には「茎にんにく」として売られるケースもあります。どちらにしても、にんにくから出た「芽」とは違うものであると覚えておくと良いでしょう。

ちなみに、にんにくの芽にも鱗片のにんにく同様、匂いがあります。鱗片のにんにくよりも匂いは抑えられているといわれていますが、食べる量が多いほどにんにくの匂いが身体全体に残るので、人と会う約束のある日や前日は注意が必要です。

にんにくの芽にも栄養が詰まっている

にんにくの芽にも栄養が詰まっている

芽が出てきてしまったにんにくは、鱗片と呼ばれる白い実の部分の栄養価が減ってしまうといわれています。理由は、発芽する際に栄養素が使われてしまうからです。

しかし、実の栄養価が減った分、芽に栄養素が詰まっているといわれています。では、芽には具体的にどのような栄養素が詰まっているのか見ていきましょう。

鉄分

にんにくの芽には鉄分が含まれています。通常のにんにく1片に比べて、芽がついたにんにく1片は鉄分が9倍多いといわれているのです。

通常のにんにく丸ごと1個よりも芽がついたにんにくを1粒食べる方が含まれる鉄分が多いのは驚きでしょう。

鉄分は、人間に必要なミネラルの一種で、血液中のヘモグロビンに多く存在し、酸素を全身に運搬する働きがあります。

鉄分不足になると、酸素の供給がスムーズにいかなくなるため、貧血を引き起こし、集中力の低下や頭痛、食欲不振などの症状があらわれることがあります。

めまいなどが起こりやすい人は、にんにくの芽でしっかり鉄分を摂るのがおすすめです。

鉄分

亜鉛

芽が出ているにんにくを食べた場合、通常のにんにくの約4.5倍の亜鉛が摂れるといわれています。

亜鉛は体内で合成することのできないミネラルの一種で、主に歯や骨、筋肉や腎臓、肝臓などに存在し、酵素を構成したり、ホルモンの分泌調整をしたりする働きを担っています。

また、タンパク質の合成や免疫反応の調整などにも関わり、身体の成長と健康維持にも欠かせない栄養素です。不足すると味覚障害や皮膚炎、免疫機能低下などを引き起こすことがあります。

高齢者や運動でよく汗をかく人などは、亜鉛不足になりやすいため、意識して摂ると良いでしょう。

亜鉛

カルシウム

にんにくの芽の部分にはカルシウムも豊富に含まれています。芽が出ているにんにくを食べた場合、通常のにんにくよりもなんと約8倍ものカルシウムが摂れるのです。

カルシウムは骨や歯を形成するのに必要なミネラルで、血液凝固を促し出血を防止するほか、心筋の収縮作用を高める働きがあります。

カルシウム不足になると、骨粗しょう症の原因になるため、注意が必要です。芽のついたにんにくを食べて、カルシウム不足を防止しましょう。

GABA

GABAとはアミノ酸の一種であるγアミノ酪酸(ガンマアミノラクサン)のことで、芽のついたにんにくに多く含まれています。通常のにんにくに比べ、15倍以上含まれるものもあります。

人間においてGABAは主に脳や脊髄(せきずい)に存在し、興奮状態を抑えたり精神を安定させたりするための神経伝達物質に作用するといわれています。

GABAはリラックス効果や血圧を下げる効果などが期待できるとされ、ストレス社会の現代において注目されている成分のひとつです。

GABA

アリシン

にんにくの芽には通常のにんにくと同じように、臭い成分のアリシンが豊富に含まれています。

アリシンは、疲労回復効果をはじめ、殺菌・抗菌効果、胃腸の働きを促進させ食欲不振を回復させるなど、さまざまな効果が期待できる栄養素です。

芽が出ているにんにくは、実の部分よりも芽にアリシンが詰まっているため、芽は一緒に食べるのがおすすめです。

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出てしまった芽の食べ方は?注意点はある?

出てしまった芽の食べ方は?注意点はある?

にんにくから出た芽には、栄養が豊富に詰まっていることがわかりましたが、芽の部分を食べるにはいくつか注意点があります。ここでは芽の食べ方や注意点を確認していきましょう。

臭いが強いので注意

にんにくから出た芽は臭いが強いため、抵抗を感じる人もいるかもしれません。刻んだり叩いたりすると臭いのもとであるアリシンに変化し、余計に臭いがきつくなってしまうため、細かく刻まずに食べるのが良いでしょう。

外出前や人に接するときには、にんにくの芽を食べるのを控えるか、あるいは食べる前に臭いを抑える効果があるとされる牛乳をコップ1杯飲んで対策しておきましょう。

臭いが強いので注意

火の調理では焦げやすいので注意

にんにくから出た芽は、フライパンで炒めるなどの火を使った調理では焦げやすいため、注意が必要です。

炒める際には、焦がさないよう弱火でじっくり炒めるようにしましょう。

また、おすすめの食べ方は電子レンジで40~50秒ほど温めて、味噌をつけて食べる方法です。電子レンジで軽く温める程度なら焦げる心配もなく、簡単調理でおいしく食べられます。

にんにくの芽をそのまま伸ばしてホイル焼きや素揚げに 

にんにくの芽が出てしまったら、そのまましばらく常温で保存して10cm~15cmくらいまで芽を伸ばしてから食べるのもおすすめです。

にんにくの芽をそのまま伸ばしてホイル焼きや素揚げに 

発芽して新芽が出た状態を「にんにくスプラウト」と呼び、成長過程でビタミンなどが合成され、さらに栄養価が高くなるといわれています。

丸ごとホイル焼きや素揚げにして食べることで、辛みや臭いも抑えられ食べやすくなるでしょう。

にんにくの芽ごとおいしく食べて栄養をたっぷり摂ろう!

にんにくの芽が出てしまった場合、芽を取り除くことも可能ですが、白い実の部分よりも芽に栄養素が詰まっているため、芽も一緒に食べるのがおすすめです。

芽が出た状態のにんにくは、鉄分や亜鉛、カルシウム、GABAなどが通常のにんにくよりも多く含まれており、効果的に摂取できます。

にんにくの芽からの臭いが気になる人は、刻まずに丸ごと調理するホイル焼きや素揚げで食べると良いでしょう。

またにんにくやにんにくの芽が食べたくても匂いが気になる方は、にんにくが原料に使用されている「琉然菜果」で摂取するのはいかがでしょうか。「琉然菜果」は沖縄原産のにんにくのほか、健康にいいといわれているしょうがや紅芋、桑の葉など沖縄産にこだわった素材を25種も厳選使用しています。

「琉然菜果」が沖縄産の原料にこだわる理由は、沖縄は日本で唯一の亜熱帯気候という特別な地域で、その暑さにも負けずに育った素材はビタミンやポリフェノールといった抗酸化作用をもつ栄養素が多く含まれているといわれています。また沖縄の土壌はサンゴの隆起でできたといわれているので、海洋由来のミネラル分が豊富といわれています。

こだわりの沖縄素材を厳選し、製法、無添加へもこだわって琉然菜果をぜひ一度お試しください。

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