にんにくを使い切れず、忘れた頃に冷蔵庫から出てきたなんて経験ありませんか?にんにくは長期間放置してしまうと、芽が出たり腐ったりして無駄になってしまいます。
にんにくは料理で1~2片しか使わないことも多いため、適切な保存方法を知っておくことが大切です。
そこで今回は、にんにくの栄養を壊さない保存方法と栄養がたっぷり摂れるにんにくレシピを紹介します。
【目次】
常温でのにんにくの保存期間は?
にんにくは常温保存が可能ですが、皮付きの場合と皮なしの場合で保存方法や保存期間が異なります。
ここでは常温でのにんにくの保存方法と保存期間を、皮付きと皮なし2つのパターンで見ていきましょう。
皮付きの場合
にんにくを皮付きのまま保存する場合は、風通しの良い場所でネットやザルに入れて保存します。この保存方法なら約2~4週間は日持ちします。
皮に包まれていて乾燥が防げるため、皮なしよりも保存期間が長くなるのが良い点です。
ただし、湿度が高くなる梅雨や夏場は皮付きでもカビが生えやすくなり傷みやすいため、常温保存ではなく冷蔵か冷凍保存を選んだ方が良いでしょう。
皮なしの場合
皮なしのにんにくを常温保存しておくと、数日で芽が生えてしまう可能性があります。1日程度なら保存できなくはないですが、皮がないことで乾燥してしまうため、常温保存には向いていません。
皮なしの場合は、迷わず冷蔵保存か冷凍保存するのがおすすめです。
冷蔵保存と冷凍保存の方法と期間 栄養価に差は出る?
ではにんにくを冷蔵や冷凍で保存する場合は、どのように保存し、どれくらい日持ちするのでしょうか。
ここからはにんにくの冷蔵・冷凍保存方法とそれぞれの保存期間、冷蔵と冷凍で栄養価に差は出るのかについて解説していきます!
冷蔵保存の場合
皮付きのまま、丸ごとにんにくを冷蔵保存する場合は、キッチンペーパーで包みジッパー付きの密閉できる保存袋に入れてチルド室で保存します。
1片ずつの場合もキッチンペーパーで包み、同様の方法で保存しましょう。この方法で保存すれば、約1~2ヵ月は日持ちします。
チルド室が良い理由は、にんにくの芽が出にくい0℃前後で保存できるからです。チルド室は凍る寸前の温度を維持しているため、0~3℃に設定されており、にんにくを保存するのに適しています。
また、使いかけの皮なしにんにくの場合にも1片ずつキッチンペーパーで包み、密閉できる保存袋に入れて封をし、チルド室で保存しましょう。皮なしのにんにくの場合は、保存期間約1週間です。
さらにカット済みのにんにくはラップで包んだ後、密閉容器に入れるのが適しています。すりおろしにんにくの場合はそのまま密閉容器に入れましょう。
にんにくはカットしたりすりおろしたりすることで空気に触れやすく、香りが飛びやすいため、早めに食べるのがおすすめです。2~3日以内に食べ切るよう心掛けましょう。
冷凍保存の場合
「にんにくって冷凍保存できるの?」と驚く人もいるかもしれませんが、にんにくは冷凍保存が可能です。
にんにくを皮付きで冷凍保存する場合は、1片ずつバラバラにし、2~3片ずつラップで包み、密閉袋に入れて保存します。
1片ずつバラバラにする理由は、使いたい時にサッと取り出せて便利だからです。この方法で冷凍保存することで約半年は保存できます。
一方、皮なしのにんにくの場合は、あらかじめスライスやみじん切りにカットするか、すりおろすなどして調理の用途別に保存するのがおすすめです。
それぞれを密閉容器に入れて冷凍保存しておけば、調理に使う時にもすぐに使えるので時短になります。カットやすりおろしにんにくの冷凍保存期間の目安は約2週間です。
ちなみに、冷凍したにんにくはカチカチに硬くなることはないため、解凍する必要がありません。カット済みのにんにくは必要な分だけ取り出し、そのまま調理に使用できます。
皮付きで1片ずつバラバラに冷凍したにんにくは、約1分間水につけることで皮がツルンとむけます。
冷蔵保存と冷凍保存で栄養価はほぼ変わらない
冷凍保存をするとにんにくの栄養価が落ちてしまうようなイメージがあるかもしれません。しかし実際には、冷凍しても栄養価が落ちることはほぼないといわれています。
ただし気をつけたい点は、にんにくの芽が出てしまった場合です。にんにくは芽が出ると、芽に栄養が奪われ、にんにく自体の栄養価が下がってしまうため、適切な保存方法で芽が出るのを防ぎましょう。
にんにくの栄養がたっぷり摂れるレシピを紹介!
にんにくに含まれる栄養素の中で最も注目したいのが匂い成分の「アリシン」です。アリシンは、疲労回復効果や血行促進効果、解毒作用や殺菌作用などさまざまな健康効果が期待できます。
アリシンはにんにくを刻んだりすりおろしたりすることで発生するため、これらの調理法で食べるのが効果的です。
また熱と油を加えることで、にんにくが酸化するのを防ぎ、栄養を逃がすことなく調理できます。ここでは、にんにくの特性を活かした、栄養がたっぷり摂れるにんにくレシピを紹介します!
にんにくの栄養満点!いろいろな料理に合う万能薬味だれ
アリシンの効果が期待できるにんにくを刻んで作る万能薬味だれです。焼肉やステーキ、刺身、豆腐、サラダ、パスタなどさまざまな料理に相性抜群ですよ。
【材料】(200cc分)
・にんにく 2~3片
・しょうが 10g
・長ねぎ 1/2本
・にら 1/3束
・酒 100cc
・醤油 100cc
・砂糖 15g
・炒りごま 大さじ1
【作り方】
- にんにく・しょうが・長ねぎはみじん切りにし、にらは5mm幅に切っておく。
- 鍋に酒を入れ煮立たせる。
- 煮立ったら火を止め、1と醤油、砂糖、炒りごまを加えてよく混ぜ合わせる。
- 粗熱がとれたら保存用の密閉容器に移し替える。
- 完全に冷めたら冷蔵庫の中で保存する。
辛いのが好きな人は、お好みで七味唐辛子を入れてもOKです。にんにく・しょうがはみじん切り以外にすりおろしで作るのも良いでしょう。食感を残したい人はみじん切りがおすすめです。
また、保存容器は清潔に洗ったものを用意し、万能だれを取り出す際にはきれいなスプーンや箸を使いましょう。保存期間の目安は冷蔵で約10日間です。
にんにくと海老、マッシュルームのゴロゴロアヒージョ
たっぷりのオリーブオイルを使い、にんにくと海老、マッシュルームを贅沢に使ったおつまみにもぴったりのアヒージョです。バケットなどのパンに乗っけて食べてもおいしいですよ。
【材料】(2~3人分)
・にんにく 1個
・むき海老 60g
・ホワイトマッシュルーム 1パック
・鷹の爪 1本
・オリーブオイル 150cc
・ハーブソルト 適量
【作り方】
- 鷹の爪は種を取り除き、輪切りにする。にんにくは皮をむき、2片だけみじん切りにしておく。ホワイトマッシュルームは大きければ半分にカットする。
- スキレット(なければ小鍋でも可)にオリーブオイルを大さじ1入れ(分量外)弱火にかけ、みじん切りにしたにんにくと、鷹の爪を加えて炒める。
- にんにくの香りが広がってきたら、むき海老とホワイトマッシュルームを加え軽く炒める。
- 3に残りのにんにくをすべて加え、分量のオリーブオイルを注ぎ中火にする。
- 約5分煮たら、にんにくがやわらかくなっているか竹串を刺してチェックする。竹串がスーッと通ったら火を止め、ハーブソルトを適量振りかけて完成!
むき海老とホワイトマッシュルームの他にも、ブロッコリーやアスパラなどの野菜を入れるのもおすすめです。
にんにくは芽が出ないうちに適切な冷蔵・冷凍保存をしよう!
にんにくの栄養素を壊さないためには、芽が出ないうちに早めに冷蔵・冷凍保存をするのがおすすめです。
常温保存は芽が出る可能性が高いため、湿度の高い環境での常温保存は避けた方が良いでしょう。
にんにくは冷凍しても栄養価はほぼ変わりませんが、長期間となると、冷凍焼けしてしまう可能性があります。今回紹介した保存方法と保存期間を参考にしながら、冷凍する場合も期間内に使い切るのがポイントです。
「調理の頻度が少なくて気が付いたらにんにくの芽が出てしまう…」「いつも食べ切れなくて捨ててしまう…」という方には、にんにくを使用した健康食品から摂取するのもおすすめです。沖縄原産のにんにくを使用した「琉然菜果」はドリンクタイプの健康食品で、1日20mlを1〜2杯飲むだけでよく、いつも飲む飲み物の感覚で使えるので保存方法に気を使う必要もありません。家事や育児、仕事に、いつも飲む飲み物を「琉然菜果」に変えるだけで、身体に必要な栄養素や栄養成分が摂取できるのは嬉しいでしょう。
合成甘味料や着色料、保存料といった気になる添加物も含まれていないので安心して飲めます。また「琉然菜果」は、健康はもちろん、美味しさにもこだわっています。自然の素材や南国フルーツを使用したり乳酸発酵を活用することで旨みをふんだんに感じられる仕立てで、ついゴクゴク飲んでしまう健康食品です。「美味しいものを飲んで、健康にもなりたい!」とこだわられる方にこそ、ぜひ飲んでいただきたい「琉然菜果」。
「朝起きた後の一杯に!」「仕事終わりの一杯に!」「夜ご飯後の一杯に!」などお好きなタイミングでお飲みいただけます。また、飲むタイミングを決めると続けやすいという点です。まずは一度飲んでみて、ぜひどのシーンで飲みたいのかを考えてみてください。
琉然菜果の詳細はこちら
https://charging-plus.com/gold/ryuzensaika/