にんにくには、糖質がエネルギーに変わるのを助けるビタミンB1や、免疫機能を正常に保ち、抗酸化作用を持つアリシンなど、さまざまな栄養効果があります。
しかし、生のにんにくは使い切れないこともあるため、チューブを使う人も多いのではないでしょうか?そこで浮かんでくるのが「チューブにも生のにんにくが持つ栄養効果はあるの?」という疑問です。
今回はにんにくのチューブに含まれる栄養素や、通常のにんにくとの違いについて解説します!
【目次】
にんにくチューブの効果は生よりも少ない?
チューブタイプのにんにくは、すりおろした状態で売られているため、蓋を開ければすぐに使える手軽さが魅力です。
また少量だけ使用して冷蔵庫で保管することもできます。しかし、にんにくチューブは生のにんにくよりも栄養効果が少ないといわれています。
なぜならにんにくチューブの原材料は、にんにく100%ではないからです。実はにんにくチューブには、保存やかさ増しを目的として添加物が含まれていることがあります。
にんにくチューブに含まれる添加物は主に、「でんぷん・安定剤・香辛料・酸味料・ソルビトール」などです。でんぷんは他の調味料でも頻繁に使われており、コストを抑えて量をかさ増しできることで知られています。
またソルビトールは人工甘味料の一種で、低カロリーで甘味をプラスできるとして、食品や医薬品にも使われています。
低カロリーと聞くと一見体に良さそうですが、ソルビトールを過剰摂取するとお腹がゆるくなることがあるため、注意が必要です。
加えて、安定剤はチューブ特有の粘り気を出すために使われている添加物です。
このようににんにくチューブは、にんにく以外のものが含まれていることがあるため、通常のにんにくに比べて栄養効果は減少するといえるでしょう。
それでもチューブを使うメリットはある?
通常のにんにくよりも栄養成分や健康効果が少ないとされるにんにくチューブですが、それでも使いたいと思うメリットはあるのでしょうか。
ここでは、にんにくチューブを使うメリットを確認していきましょう。
健康効果が期待できるアリシンが含まれている
にんにくチューブは、通常のにんにくに比べて栄養成分が少ないため健康効果も低下するとしていますが、まったく栄養価がないわけではありません。
にんにくチューブは、すりおろした状態のにんにくが使われているため、臭い成分のアリシンが含まれているのです。
アリシンには、活性酸素から細胞が傷つけられるのを守る抗酸化作用や、悪玉コレステロールを抑え血液をサラサラにしてくれる働きなどが期待できます。
チューブといえども、アリシンの効果がまったく得られないわけではないため、チューブを使うメリットはあるといえるでしょう。
香りが少し薄い
にんにくチューブは通常のにんにくに比べて香りが少し薄いという特徴があります。理由は前述の通り、にんにく100%ではないからです。
原材料に添加物などが含まれている分、にんにく本来の成分が減るため香りも少し薄くなります。とはいえ、にんにくの香りが薄いからといって、食べた後の口臭を気にしなくても良いわけではありません。
にんにくチューブにも、におい成分のアリシンは含まれるため、過剰に摂取すると口臭もきつくなる可能性があります。にんにくチューブは香りが薄いからといって、過剰摂取には十分気をつけましょう。
にんにく特有のにおいが苦手な人は、にんにくチューブを使うのがおすすめです。
開封してからの保存期間が長め
にんにくチューブは通常のにんにくに比べて賞味期限が長いのがメリットです。未開封なら半年~1年程度、常温保存できます。
通常のすりおろしにんにくは、空気に触れやすく酸化しやすいため、冷蔵保存でも2~3日が限度です。
一方、にんにくチューブなら開封後は冷蔵保存で1ヵ月ほど日持ちします。蓋をしっかり閉めれば酸化しにくいため、栄養価や鮮度を保ちながら保存できるでしょう。
にんにくは空気に触れるほど、香りも効果成分も落ちやすいので注意が必要です。また、にんにくチューブは冷凍保存もできます。
にんにくチューブからラップに1回分ずつの分量を出して平らにし、包んでいきます。冷凍用のジッパー付き保存袋に入れて、冷凍庫に保存しましょう。使用する際には、冷蔵庫に入れ替えて自然解凍するか、常温解凍するのがおすすめです。
急ぎの場合は電子レンジで5~10秒温めると良いでしょう。冷凍と解凍を何回もくり返すとにんにくが傷み、香りも落ちてしまうため、冷凍は1回分ずつ小分けにしてラップで保存するのが最適です。
使いたい時に少量ずつ使える
にんにくチューブは通常のにんにくと違い、少量ずつ使えるのがメリットです。
生のにんにくも1片のみなど少量ずつ使うことはできますが、1片分だけをすりおろすのは、なかなか細かい作業になり大変です。
その点チューブなら少量使いたい時にも、ちょっとだけ絞り出して使えます。お刺身や焼き魚など薬味として使いたい時や、ドレッシングなどにちょい足ししたい時にも便利です。
皮むきやすりおろす手間が省ける
にんにくチューブのメリットはなんといっても皮むきやすりおろす手間が省けることです。通常のにんにくを使う場合は、皮をむいた後すりおろしたりみじん切りにしたりする必要があるでしょう。
しかし、にんにくチューブを使えば蓋を開けるだけですぐにすりおろした状態のにんにくが出てきます。忙しい人や時短を求める人、手軽に使いたい人におすすめです。
にんにくチューブも摂り過ぎには注意?
にんにくチューブは通常のにんにくと同様、摂り過ぎには注意が必要です。
にんにくに含まれるアリシンは殺菌作用が強いため、過剰に摂取すると腸内の悪玉菌だけでなく善玉菌まで攻撃してしまうといわれています。その結果、腹痛や下痢、便秘などを引き起こす可能性があるのです。
また、胃の粘膜や胃壁を荒らし、腸からの栄養吸収がうまくできなくなり、ビタミン不足や口周りや皮膚の炎症を起こすこともあります。
にんにくチューブだからといって過剰摂取にならないよう、十分に気をつけましょう。1日の摂取目安量は小さじ2~3程度です。
小さじ1がおよそにんにく1片であるため、にんにくの摂取目安量の2~3片と同様、チューブの場合も小さじ2~3までに抑えるようにしましょう。
にんにくチューブは塩分も高め?
通常のにんにくに比べて、チューブのにんにくは塩分が高めといわれています。理由は保存がきくようにするために、塩分濃度を高くしてあるからです。
小さじ1杯分でも塩分が高めなので、減塩中の人やダイエット中の人は通常のにんにくを食べた方が良いでしょう。
塩分の摂り過ぎはむくみの原因になったり、高血圧症になりやすかったりするため注意が必要です。
にんにくの栄養効果を期待するならチューブでない方がベター
「生にんにくが体にいいと分かっていても、チューブしか使わない」「匂いが苦手」「そもそも料理が苦手」と思われている方は、「琉然菜果」のにんにくパワーに頼ってみませんか。「琉然菜果」とは、琉球素材25種類使用・日本伝統の乳酸発酵・サポート成分配合・安全安心というこだわり満載の健康食品で、通販で購入が可能です。
わざわざ買い物に行く手間やにんにくを献立に組み込む手間が省けるため、できるだけ簡単に健康体を手に入れたいと思われている方との相性は良いでしょう。たった20mlを1日1杯飲むだけで、にんにく始め25種類の琉球素材を取り入れられるのです。健康によいのはもちろん、おいしさにも自信があります。おいしくなければ続けられません。おいしくて、簡単に続けられて、健康によい、3拍子が揃った「琉然菜果」をぜひお楽しみください。
琉然菜果の詳細はこちら
https://charging-plus.com/gold/ryuzensaika/