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添加物・調味料アミノ酸は通常のアミノ酸とは何が違う?

食品の原材料名に「調味料(アミノ酸)」と記載されているのを見たことがある人は多いかもしれません。

アミノ酸といえば、タンパク質を構成する成分として知られていますが、調味料アミノ酸は通常のアミノ酸と違い、添加物として使用されているものです。

では、通常のアミノ酸と具体的にどのような違いがあるのでしょうか。またどのような目的で使われているのか、安全性なども気になるところです。

そこで今回は添加物として使われる調味料アミノ酸は通常のアミノ酸と何が違うのか、使用目的や安全性、注意点も解説します!

添加物・調味料アミノ酸とは?

添加物・調味料アミノ酸とは?

添加物として使われる調味料アミノ酸は、「うま味調味料」や「化学調味料」ともいわれています。まずは、調味料アミノ酸はどんなものか、成分などを確認していきましょう。

成分は「グルタミン酸ナトリウム」や「グリシン」

成分は「グルタミン酸ナトリウム」や「グリシン」

調味料アミノ酸の代表的な成分は「グルタミン酸ナトリウム」や「グリシン」です。グルタミン酸ナトリウムとは、昆布などのうま味成分を化学的に抽出・合成したものです。

グリシンは動物性コラーゲン由来で、調味料アミノ酸の一種としてさまざまな食品に使われています。ではなぜ原材料名に物質名ではなく「調味料アミノ酸」とだけ記載されるのでしょうか。

それは、食品表示法の添加物における調味料の定義によりこれらの成分を調味料として使用するときは「調味料アミノ酸」と表示して良いことになっているからです。

物質名で表示されていないことが、通常のアミノ酸と混同されやすい理由になっています。

化学調味料でもあり、うま味調味料でもある

調味料アミノ酸は化学的に合成されたものであるため、「化学調味料」になります。

しかし、最近では化学調味料という認識も変わりつつあり、行政の統計資料などでも「うま味調味料」と表現されています。

うま味調味料といっても自然食材のみを使用しているわけではなく、合成された物質が含まれているというのを覚えておきましょう。

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調味料「アミノ酸等」とは?

加工食品の原材料名に「調味料(アミノ酸等)」と書かれているケースが多くあります。これは、調味料を目的とした食品添加物がアミノ酸以外も含まれている場合に記載される表示です。

調味料における添加物はアミノ酸以外に「核酸・有機酸・無機塩」があります。例えば、アミノ酸が主成分で核酸も含まれている場合には、「アミノ酸等」となるわけです。

ただし、調味料としての添加物が複数混ざり、主成分が核酸や有機酸とするときには「調味料(核酸等)」「調味料(有機酸等)」と表示されます。

原材料名に「調味料(アミノ酸等)」と表示されているものは、添加物のアミノ酸を主成分とし、「核酸・有機酸・無塩酸」のいずれかが混ざっている証です。

「調味料(アミノ酸等)」とだけ表示されているため、添加物のアミノ酸以外にどのような成分が含まれているのかはわかりません。

調味料アミノ酸の目的と通常のアミノ酸との違い

POINT

調味料アミノ酸がどんなものか確認できたところで、続いて食品添加物としてどのような目的で使われているのか、また通常のアミノ酸との違いについて詳しく見ていきましょう。

調味料アミノ酸等の目的

調味料アミノ酸等の目的

調味料アミノ酸等を使う目的は、手軽にうま味成分を加えられるからです。昆布やかつお出汁に含まれるうま味成分には、酸味や苦みを和らげ、食材の良さを引き出す効果があります。

また塩分が少なくても、うま味成分を入れることでおいしくなるのも良い点です。

しかし、昆布やかつお出汁からうま味成分を抽出して大量に生産するというのは、時間も手間もかかります。そこで簡単にうま味成分を加えられる調味料として添加物のアミノ酸などが作られ、広く使われるようになったのです。

さらに、調味料アミノ酸は腐りにくいため低価格のまま流通でき、廃棄も少ないといったメリットもあります。

通常のアミノ酸は「タンパク質を構成する原料」、調味料アミノ酸は「添加物」

調味料「アミノ酸等」という表示を見かけると、通常のアミノ酸と混同してしまいがちですが、全くの別物です。

通常のアミノ酸はタンパク質を構成する原料であり、筋肉や骨、内臓の材料になるなど生命を維持する上で欠かせないものです。

一方、調味料アミノ酸は化学的に合成されたものであり、必ずしも必要な成分とはいえません。

通常のアミノ酸の一種に非必須アミノ酸の「グルタミン酸」がありますが、調味料アミノ酸に含まれる「グルタミン酸ナトリウム」はグルタミン酸をナトリウムと合成させた化学物質です。

一見同じ成分のように見えますが、自然の食材からとれるグルタミン酸とは違うものです。

また通常のグルタミン酸は、タンパク質や他のアミノ酸と結合しているため、消化スピードが遅い特徴があります。

一方、添加物のアミノ酸に含まれる「グルタミン酸ナトリウム」は、水に溶けやすく消化・吸収が速いという違いもあります。

このように「アミノ酸等」という表示があっても、通常のアミノ酸とは異なるため、間違えないよう注意しましょう。調味料「アミノ酸等」は、食品添加物として認識しておくと良いでしょう。

安全性や注意すべきこと

安全性や注意すべきこと

調味料アミノ酸は手軽にうま味成分を加えられるため、多くの食品に使用されています。しかし、化学的に合成された添加物であるため、安全性が気になる人も多いことでしょう。

ここでは、調味料アミノ酸の安全性や注意すべきことをチェックしていきましょう。

安全性を確認する試験は行われている

調味料アミノ酸を食品に使う前に、必ず安全性を確認する試験が行われているといいます。

日本においても食品安全委員会や農林水産省、消費者庁、厚生労働省などで検討され、科学的な知識をもとに食品添加物としての安全性が認められています。

その一方で、アメリカでは、ベビーフードに添加物のグルタミン酸ナトリウムを使うのは禁止です。理由は、身体に吸収しやすく神経細胞に影響する可能性があるといわれているからです。

しかし、人体への影響があったという報告は、現時点ではないとされています。国連食糧農業機構(FAO)や世界保健機関(WHO)など、世界の権威ある機関でも、安全性は認められています。

大量摂取に注意

大量摂取に注意

調味料アミノ酸は安全性が認められているとはいえ、大量摂取には注意が必要です。特定の食品を過剰に摂るのは人体に影響を及ぼす可能性があると考えられます。特に、添加物は化学物質であるため、危険性も高いといえるでしょう。

グルタミン酸ナトリウムを大量に摂取すると血中のグルタミン酸濃度が高まり、神経細胞に影響するといわれています。それによって手足のしびれや頭痛、のぼせなどの症状を引き起こす恐れがあるのです。

また、動物実験ではグルタミン酸ナトリウムの過剰摂取によって、大腸がんや肝臓がんを発症したという報告もあります。

調味料アミノ酸は安全性が認められていますが、一日の摂取許容量が示されていない点が問題視されています。食品に含まれていてもどれくらいの量が含まれているのか、わからないのも注意点です。

原材料の表示を確認し「調味料(アミノ酸等)」と書かれているものは、食べ過ぎないよう十分気をつけましょう。

調味料アミノ酸は通常のアミノ酸とは別物!摂り過ぎに注意しよう

調味料アミノ酸は通常のアミノ酸とは別物!摂り過ぎに注意しよう

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