ビタミンEは油に溶けやすい脂溶性ビタミンの一種で、強い抗酸化作用を持つ栄養素です。細胞の酸化を防止し、老化や動脈硬化を抑えたり血流を改善したりする効果が期待できます。
ビタミンEは食事から摂取できますが、忙しくて食事のみでは摂れている気がしないという人もいるかもしれません。そんな人におすすめなのがサプリでの摂取です。
今回はビタミンEのサプリ選びのポイントや効果的な摂り方、注意点を解説します!
【目次】
食事のみで不安な人はサプリもおすすめ!
ビタミンEは植物性食品や動物性食品から摂れるため、比較的食事から摂りやすい栄養素です。植物性食品では、アーモンドやヘーゼルナッツなどのナッツ類、ほうれん草やかぼちゃなどの野菜類に多く含まれています。
動物性食品では、うなぎやツナ、すじこなどの魚類をはじめ、卵黄にも含まれています。とはいえ忙しくてこのような食材を食べる機会がないという人もいることでしょう。
コンビニ弁当やレトルト食品などで済ませている人は、ビタミンEが摂れているか不安かもしれません。
そんな人はサプリでの摂取がおすすめです。サプリなら忙しい仕事や家事の合間でもビタミンEを手軽に摂取できます。
ビタミンEは健康な人であれば、通常の食事でビタミン欠乏症になることはほぼないといわれています。
しかし、食生活の乱れによってビタミン不足になると、神経や筋障害といった症状が見られる場合があるのです。それによって血行不良になり、冷え性や頭痛、肩こりなどの症状が出るケースもあります。
また、抗酸化力が低下することで紫外線の影響を受けやすくなり、シミやシワができやすくなるでしょう。
さらに、血中のコレステロールが酸化しやすくなるため、血管壁に入りこんで動脈硬化のリスクが高まる恐れもあるといわれています。
ビタミンE不足を防ぐためにも、食事のみが不安な人はサプリで摂るのがおすすめです。また、肩こりや冷え性、手足のしびれに悩む人も、ビタミンEを意識して摂取すると良いでしょう。
サプリ選びのポイント
いざビタミンEのサプリを選ぼうと思っても「いろいろあり過ぎて選び方がよくわからない…」と悩んでしまうかもしれません。ここからはサプリ選びのポイントを見ていきましょう。
含有量をチェック!
サプリ1粒に対してビタミンEがどれくらい含まれているかは、製品によって異なります。そのため、1回1粒飲めば良いものもあれば、含有量が少ないものでは1回3粒飲まなければならないなど、さまざまです。
「1粒あたり268mg」といったようにビタミンEの含有量が記載されているので、必ずチェックしましょう。
ビタミンEの型
ビタミンEには、トコフェロール4種類とトコトリエノール4種類のα、β、γ、Δの型があります。その中でもビタミンEの抗酸化作用が強いのが「α-トコフェロール」です。
ビタミンEのサプリでは一般的に「α-トコフェロール」が単体で含まれているものが多いといえます。
しかしトコフェロールよりもさらに抗酸化力の高いトコトリエノールなど、複数の型が含まれているものもあるため、成分表示は必ずチェックするようにしましょう。
合成型か天然型か
ビタミンEには合成型「dl」と天然型「d」があり、後者の方が作用が強いといわれています。合成型の作用は天然型の半分程度しかないとされているため、選ぶなら天然型がおすすめです。
パッケージには、天然型であれば、由来素材名が記載されていることが多いので、よく確認して選びましょう。
サプリの形状
サプリの形状はカプセルやタブレットが一般的ですが、最近ではドリンクタイプもあります。飲みやすさやライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
錠剤を飲み込むのが苦手な人は粒が小さいものや1粒あたりの含有量が多く、1回に飲む粒が少なくて済むものを選ぶのがおすすめです。
ビタミンEをサプリで効果的に摂取するために
ビタミンEのサプリは摂取の仕方によって、効果を高めることができるとされています。ここでは、ビタミンEのサプリを効果的に摂取するための方法を紹介します!
ビタミンCと一緒に摂る
ビタミンEはビタミンCと一緒に摂ると抗酸化作用が高まるといわれています。ビタミンEとCは共に活性酸素を取り除く働きがありますが、ビタミンEは自らが酸化してしまうと抗酸化力を失くす性質を持ちます。
しかしビタミンCと一緒に摂ることで、ビタミンEの抗酸化力を再び活性化させられるのです。
ビタミンEのサプリを単体で摂るよりも相乗効果が期待できるビタミンCと一緒に摂るのがおすすめです。
油を使った料理と一緒に摂る
ビタミンEは油を使った炒めものなどの料理と一緒に摂ることで、吸収しやすくなるといわれています。なぜならビタミンEは脂溶性で油に溶けやすいからです。
肉野菜炒めやオイルをかけたサラダなどを食べるタイミングで、一緒にサプリを補給すると効果が期待できるでしょう。
水やぬるま湯で飲む
サプリを飲むときにはコーヒーや牛乳、お茶ではなく水やぬるま湯で飲むことをおすすめします。
絶対ではありませんが、飲み物の成分によっては栄養素の吸収が阻害され、サプリの効果が低下してしまう場合があるからです。水やぬるま湯であればそういった心配はありません。
また、塩素はビタミンを破壊してしまうといわれているため、塩素が含まれている可能性のある水道水は避けた方が良いでしょう。浄水器を通した水やミネラルウォーターで飲むのがおすすめです。
サプリで注意すべきこと
サプリを摂取する際には、摂取量や既に服用している薬との相互作用などに注意が必要です。
ここでは、サプリで注意すべき点を確認していきましょう!
過剰摂取による副作用
ビタミンEのサプリは適正量を守って摂取している分には、一般的に副作用はほとんどないとされています。
しかし、過剰摂取した場合、出血のリスクが高まるほか、筋力低下や疲労、吐き気、下痢などの副作用を引き起こす恐れがあります。
また、最近の研究ではビタミンEの過剰摂取によって骨量が減り、骨粗しょう症のリスクが高まる可能性があると懸念されているのです。
ビタミンEの過剰摂取は控え、適正量を守るようにしましょう。ビタミンEの1日の摂取目安量は30~49歳の成人男性で6.0mg、女性は5.5mgとなっています。
加えて妊娠中は6.5mg、授乳中は7.0mgと通常よりも目安量は多いです。目安量を把握した上で、サプリに記載されている使用量の注意を良く読んで1日の適正量を守って飲むようにしましょう。
飲んでいる薬との相互作用
ビタミンEのサプリを飲む際には、飲んでいる薬との相互作用が生じる場合があります。
相互作用とは2種類以上のサプリや薬を同時に摂取したときに、個々では見られない作用が起きたり、効き目が変わったりすることです。
血栓をできにくくする薬を飲んでいる人は、ビタミンEとの相互作用が働き、出血リスクが高まることがあるといわれています。
このように薬の成分によってはビタミンEのサプリを一緒に摂取できない場合があるため、飲んでいる薬との相互作用を必ず確認しましょう。
自分で確認するのが難しい場合には、担当の医師や薬剤師などに相談することをおすすめします。
ビタミンEのサプリを適切に取り入れて手軽に抗酸化力を高めよう!
ビタミンEは強い抗酸化作用を持ち、老化防止や動脈硬化を防ぐ効果、血流の改善などさまざまな健康効果が期待できます。
ビタミンEが不足すると抗酸化力が低下し、血行不良や冷え性、肩こり、頭痛などの症状が出る場合があるため、不足しないよう意識して摂ることが大切です。
食事で摂るのが不安な人は、ビタミンEはじめ抗酸化物質を含むサプリを効果的に活用すると良いでしょう。今回紹介した選び方や注意点を参考に選んでみてください。
また抗酸化物質が摂れるものには、食材やサプリ以外にも存在します。それは健康飲料の、「琉然菜果」です。
「琉然菜果」には、抗酸化物質のクロロゲン酸を含む長命草が含まれており、その量はケールや大麦若葉の37倍です(原料メーカー調べ)。長命草は沖縄に昔から存在し、長寿食材としても人気のある琉球野草の一つです。
長命草以外にも、「琉然菜果」の原料であるクミスクチンにはロズマリン酸、グァバ葉にはグァバ葉ポリフェノール、ニガウリにはモモルデシン、紅芋にはアントシアニンという抗酸化物質が含まれています。
これだけ野草が含まれていても、南国フルーツ果汁を入れたり乳酸発酵したり工夫することで、美味しく仕上がっている点がリピーターの多い秘訣です。
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