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ショウガに含まれるジンゲロールや栄養素とは|ショウガオールとの違い

ショウガは、料理や薬として古くから利用されてきた香辛料で、独特のその辛味や香りは多くの人に親しまれています。ジンゲロールやショウガオールという独特の成分も含まれており、これらの働きによって、ショウガは身体に良い食材としてのイメージを見事に実現しました。

そこで今回は、ショウガに含まれる他の栄養素について詳しく解説します。ショウガの持つ秘密を知ると日常の食生活にもっと取り入れたくなるでしょう。

ショウガとは|なぜ身体にいいイメージがあるのか

ショウガとは|なぜ身体にいいイメージがあるのか

ショウガとは、アジアを中心に世界中で利用される多年草の根茎であり、古いから料理や民間薬として重宝されてきました。薬膳の考え方では、体を温める働きや発汗をサポートする働きがあり、風邪の予防や症状の緩和として使用されています。

ショウガの持つ独特の辛味や香りはジンゲロールやショウガオールという成分に由来しており、これらは抗酸化作用や抗炎症作用を持つことから、健康や美容への働きが注目されています。

このような働きが昔から言い伝えられているため、ショウガは「身体にいい」というイメージが定着しているのです。日常の食事や飲み物にプラスするだけで、健康的な生活をサポートしてくれる頼もしい食材といえるでしょう。

ジンゲロールとは

ジンゲロールはショウガの新鮮な状態で最も多く含まれており、加熱や乾燥によりその含有量は減少し、代わりにショウガオールという成分が増加します。

このジンゲロールには、抗酸化作用や抗炎症作用があります。過剰になると老化やがん、生活習慣病などを引き起こすとされる活性酸素から身体を守る抗酸化作用や、炎症を発生させにくくして、風邪予防や痛み緩和につながる抗炎症作用が体にとって有益に働くのです。

またジンゲロールは血行促進の働きもあるとされ、冷え性の改善や肩こりの緩和にもよく使用されています。

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ジンゲロールとショウガオールとの違い

ジンゲロールとショウガオールとの違い

ショウガの辛味と香りの源として知られるジンゲロールとショウガオールですが、同じではありません。

ジンゲロールは新鮮なショウガに特有の辛味成分として多く含まれており、ショウガの生の状態の特徴的な辛さの原因です。またジンゲロールは抗酸化作用や抗炎症作用を持ち、健康への多岐にわたる研究がなされています。

一方、ショウガを加熱するとジンゲロールがショウガオールという成分に変わります。加熱温度は80℃が目安です。ショウガオールはジンゲロールよりも辛さが強く、その特徴的な風味が熱を加えた料理によく登場します。ショウガオールもまた、抗酸化作用や抗炎症作用の働きが認められています。

簡単にいえば、ジンゲロールは新鮮なショウガの辛味を、ショウガオールは加熱したショウガの辛味を形成しているのです。働きは同じですが異なる特性を持つため、料理の目的に応じて正しく利用すると良いでしょう。

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ショウガに含まれる栄養素と働き

妊娠中にショウガを摂取しても大丈夫か

ショウガはその独特の香りや辛味だけでなく、多様な栄養素を含んでいます。ショウガ約大さじ1杯(15g)あたりの含有栄養素は以下の通りです。

  カリウム カルシウム 不溶性食物繊維
ショウガ 57mg 6mg 1.1g

それぞれの栄養素の働きについてみていきましょう。

不溶性食物繊維

ショウガには食物繊維が含まれており、なかでも不溶性食物繊維が注目されています。 不溶性食物繊維は水に溶けない性質を持つため、腸を刺激して排便を促進する働きがあります。ぽっこりお腹を改善したい方にはおすすめです。

また不溶性食物繊維はエネルギー源となる糖質や脂質を吸着し、そのまま便の材料にする性質があるので、血糖値の急激な上昇を抑制したり肥満になりにくくしたりする働きも期待されています。特に糖尿病やメタボリックシンドローム、脂質異常症といった生活習慣病が気になる方にはおすすめの栄養素です。

カリウム

ショウガには体にとって重要なミネラルであるカリウムも含まれています。カリウムは体内でナトリウムと拮抗した働きがあるため、ナトリウムの主な摂取源である塩分を過剰に摂取したときには一緒に摂りたい栄養素の一つです。

特に現代人は外食や加工食品の摂取量が多く過剰な塩分摂取が課題のため、カリウムの摂取は非常に重要です。

カルシウム

ショウガは、カルシウムというミネラルも含みます。カルシウムは、私たちの骨や歯の健康を維持するために必要な栄養素です。成長期の子どもから高齢者まで、すべての年齢層での摂取が推奨されています。特にカルシウムは小魚や乳製品に含まれており、普段の食事だけでは不足しがちです。

もしカルシウムが不足すると、子どもは十分な成長発達ができなかったり成人や高齢者では骨粗鬆症や歯の損失の原因になったりと生活の質(QOL)が下がってしまいます。

また過剰なダイエットをしている10代、20代の女性でも骨粗鬆症になる社会問題もあるくらい、カルシウムの摂取は健康のためにも美しさのためにも不可欠といえるでしょう。

またカルシウムは、筋肉の収縮や血液の凝固、神経の伝達といった体の基本的な機能をサポートする役割も持っています。

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妊娠中にショウガを摂取しても大丈夫か

妊娠中にショウガを摂取しても大丈夫か

妊娠中の女性の間で、ショウガはつわりの緩和に役立つとして注目されています。しかし、妊娠中のショウガ摂取には注意が必要です。日常の料理に使う程度の摂取は問題ありませんが、サプリメントや濃縮エキスの形で大量に摂取するのは避けるべきです。

妊娠中は体の変化があり、一般的な摂取量の基準も変わる場合があります。ショウガを摂取する際は適切な量を心掛け、不安な場合は医師や専門家に相談すると安心です。

ショウガと癌の関係

ショウガと癌の関係

ショウガには、抗酸化作用や抗炎症作用を持つ成分が多く含まれています。抗酸化作用や抗炎症作用は、癌の予防や進行を遅らせる可能性を示唆する研究がいくつか存在します。

しかしショウガが適するのかというと、そういうわけではありません。実際に厚生労働省が発信している資料によると、「ショウガはがんの化学療法に伴う吐き気や嘔吐を緩和することは示されていません」といった内容しか、がんに関する記述は見当たらないのです。

そのため科学的根拠があるかないかというと、ないに等しいといえるでしょう。情報が錯綜するなかで何を信じれば良いのかわからなくなっている昨今ですが、科学的根拠のある情報を選び、自分の体に合っているかどうかを知ることが、健康体をつくる第一歩となります。

まとめ

ショウガは、その昔から健康と美容のサポート食材として重宝されてきました。それは、ショウガに含まれている特有の成分、ジンゲロールやショウガオールのおかげでしょう。

ジンゲロールやショウガオールは、それぞれ辛味を呈し、抗酸化作用や抗炎症作用といった私たちにとって有益な働きをして健康をサポートしてくれます。

またショウガには不溶性食品繊維やカリウム、カルシウムなどの栄養素も多く、その面からも健康をサポートしてくれます。妊娠中の摂取には注意が必要ですが、適量を守れば問題ないです。

ただしショウガだけ摂取していても健康にはなりません。基本は栄養バランスの取れた食事と十分な睡眠、適度な運動です。そのうえで、ショウガを意識していきましょう。

「普段料理はしないけど、ショウガパワーを手に入れたい」と思われる方には、「琉然菜果」がおすすめです。沖縄でとれたショウガが含まれているうえ、ほか24種類の体に良い働きがある成分を含む素材を含んでいます。

また腸活にもつながる乳酸菌がとれる乳酸発酵製法のため、ただ単にショウガを摂取するよりも、さまざまな面から健康体づくりに貢献してくれるのです。

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