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ウコンとは|ターメリックとの違いやウコンの成分の働きなど

ウコンは食物としては珍しい黄色ですが、食卓を彩るだけでなく、以前から生薬として人々の生活に利用されていた食材です。この記事では、ウコンについてやウコンとターメリックとの違い、ウコンの働きなどに焦点を当て、知っているようで知らなかったウコンを深堀りしていきます。

特にウコンを健康食品として摂取している方は注意点もあるので、健康を害さないようにするためにも科学的根拠のある知識を知って、生活に役立ててください。

ウコンとは

ウコンとは

ウコンといえば香辛料や健康食品を思い浮かべる方も多いでしょう。その原料であるウコンは植物であることや似たような種類がいくつかあることはご存知でしょうか。以下ではいつも何気なく見ているウコンについて解説していきます。

ウコンは植物

ウコンは東南アジアが原産の植物です。日本でも江戸時代から暖かい地域である九州南部や沖縄で栽培されているといわれています。50〜150cmほどの高さに成長し、葉の柄は20〜45cm、幅は5〜15cm、長さは20〜50cmになり、白色の花を咲かせます。

食用としての利用

ターメリックはカレー粉の食品着色料として有名ですが、他にも沢庵などの漬物、ウインナーソーセージなどに利用されています。ターメリックを使ったレシピとしてターメリックライスやターメリックラテ、ターメリック中華粥などさまざまなレシピが開発されています。

生薬として大活躍

昔からアーユルヴェーダや中国の伝統医学などで使用されており、今でも健康食品として大活躍です。生薬として使用されるのは根茎部で、綺麗に洗ってからコルク層を取り除き、湯通し、もしくは蒸す過程を経て、日干しを行い調製します。

ウコンは胆汁の分泌促進作用(利胆)や香りによる胃の機能促進(芳香性健胃)、炎症を取り除く作用(消炎)などの生薬として用いられています。

ウコンに似た種類

ウコンは秋ウコンや春ウコン、夏ウコンなどさまざまなウコンが存在しますが、それぞれ別の植物です。一般的に知られているのはCurcuma longaと呼ばれる種類で、ウコン(鬱金/秋ウコン)として広く使われています。

8〜9月頃に開花し根茎は深いオレンジ色をしており、クルクミンと呼ばれる主要な活性成分を豊富に含んでいます。

それ以外のウコンは、ウコンと名付けられていますが、ショウガ科ウコン属に属する別の植物です。春ウコンといわれているCurcuma aromatica(キョウオウ)は、5〜6月に花が咲き、クルクミンを含みます。

春ウコンのクルクミン含有量よりも秋ウコンのほうが多いです。ほかにも、6〜7月に開花する夏ウコン・紫ウコンCurcuma zedoaria(ガジュツ)も存在します。夏ウコンはクルクミン含有量がほぼないとされています。

これらを見極めるには、根茎をカットすれば一目瞭然です。断面の色合いがオレンジ色に近ければ秋ウコン、黄色に近ければ春ウコン、薄い青みがかった色に近ければ夏ウコンです。

ターメリックとの違い

ウコンの根茎を粉末状にしたものをターメリックといいます。根茎を指すのか、スパイスとして利用される粉末を指すのかで若干の違いがありますが、原料は同じです。和名をウコン(鬱金)、英名をターメリックとする考え方もあります。

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ウコンの働き

ウコンの働き

通常、食べ物自体ではなく、食べ物に含まれている栄養成分の働きについて研究されることが多いですが、ウコンは昔から生薬として活躍していたこともあり、ウコン自体の研究が多くあります。

ヒトで評価されたウコンの有効性としては、以下があります。

・経口摂取により消化不良に有益であるといわれている。
・ドイツの評価委員会ではウコンの消化機能不全への利用が承認されている。
・予備的臨床研究において、ウコンエキスが直腸結腸がんの症状を安定させる可能性があるといわれている。

そのほかのLDLコレステロールの酸化抑制作用や強心作用、抗出血作用、抗浮腫作用、抗脂血症作用、利尿作用、抗炎症作用、抗関節炎作用、抗がん作用などは試験管や動物による研究では示されています。

ウコンに含まれる成分と働き

ウコンに含まれる成分と働き

ウコンはその鮮やかな色合いだけでなく、豊富な栄養成分も含んでいます。この章では、ウコンに含まれる主要な成分に焦点を当て、特にクルクミンやツルメロンなどが持つ健康への働きについて深堀りしていきます。

クルクミン

ウコンに含まれる主要な成分の一つであるクルクミンは、さまざまな健康への働きで知られていますが、実は科学的根拠が乏しいのが現状です。

なぜならクルクミンは変化しやすい不安定さを持っており、経口摂取をした後クルクミンの状態で血液に届く量が少なく、研究するのが困難とされているためです。

厚生労働省の資料によると、ヒト研究においてクルクミンの経口摂取は慢性のぶどう膜炎治療に有益である可能性がある予備的な臨床研究はあるものの、循環器や呼吸器、内分泌、生殖器、尿器、骨、筋肉、発育などでの文献は見つからないとしています。

またクルクミンの製品は製品によって含有量や組成などが異なるので、健康に対して有益かどうかの答えは出ていないのが現状です。

そのほか

ツルメロンやジヒドロツルメロン、ショウガの成分にも含まれているジンギベレンなどの精油成分も含まれています。精油成分にも胆道に関する作用があるといわれていますが、科学的根拠は定かではありません。

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ウコンの取り過ぎには注意

ウコンの取り過ぎには注意

ウコンには体に嬉しい働きが期待できる一方、過剰摂取などは健康を害してしまいます。ウコンの過剰摂取や長期摂取は消化管障害につながったり、胃酸過多や胃潰瘍、胆道閉鎖症の方は禁忌であったりするので取り扱いには十分注意しましょう。

ほかにも、鉄制限食療法を行っているC型慢性肝炎の患者では一部のウコン製品には鉄分が多く含まれているため注意が必要であるといった報告や、ワーファリンやアスピリンなどの血液凝固抑制薬を服用している方にはウコンの血液凝固抑制作用が働くと出血や紫斑を来たす可能性があると考えられています。

またそれらの病気を持つ方や胆石の方は必ず、そのほかの場合でも持病がある方は医師に相談してから使用するのが安全です。

食べ物に含まれている程度のウコン量ではおそらく安全といわれているので、特にサプリメントなどの健康食品を取っている方は今一度摂取量が確かかどうかを検討されるのが良いでしょう。

まとめ

ウコンには秋ウコン、春ウコン、夏ウコンと季節違いのウコンが存在しますが、一般的なウコン=秋ウコンです。他のウコンは別の植物なので含有成分も異なります。秋ウコンの薬理作用を期待して春ウコンを取っていた場合は、意味がないので注意しましょう。

またウコンはカレー粉などの食品着色料としての利用のほか、東洋医学では薬理として利用されています。一方、科学的根拠は定かではない作用もある点と過剰摂取は健康を害してしまう点があるため、適切な摂取量が求められるでしょう。

その考え方を理解したうえで、秋ウコンと春ウコンが含まれている「琉然菜果」を摂取しましょう。摂取方法は簡単で、毎日約20ml分の「琉然菜果」を飲むだけです。

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【出典】
・厚生労働省『「統合医療」に係る 情報発信等推進事業』|ウコン
https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c04/46.html
・厚生労働科学研究成果データベース|ウコン
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2003/000273/200301176A/200301176A0003.pdf

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