日々の仕事や生活で疲れを感じる男性の方にとって、食事だけで必要な栄養を補うのは難しいこともあります。そんなときに役立つのが栄養補助食品やサプリメントです。
本記事では、基本的な違いや種類、選び方をわかりやすく解説するとともに、特に中高年の男性が意識したい栄養素や成分についても紹介します。自分の体調やライフスタイルに合った補助食品選びの参考にしてください。
【目次】
栄養補助食品とサプリメントの違い

日々の健康維持を目的として口にする「栄養補助食品」と「サプリメント」ですが、2025年11月現在、法律上の明確な定義はありません。
平成16年に「健康食品」に関する制度を見直すまでは、錠剤やカプセルなど食品の形態ではないものを栄養補助食品と一応定義されており、よく使用されていましたが、現在はそのような国による制度化や定義化はありません。
「いわゆる健康食品」のなかにサプリメントという呼称も含まれており、「錠剤・カプセル状等の食品」が一般に「サプリメント」と認識されています。
このように、用語は重複・混同されやすいものの、概ね「サプリメント=特に錠剤・カプセル形状で成分を濃縮・補給する食品」「栄養補助食品=食事を補う意味合いを持つ食品」という理解でよさそうです。
バランス栄養食と完全栄養食の違い

「バランス栄養食」は厚生労働省と農林水産省が共同して提唱する食事バランスガイドに基づき、主食・主菜・副菜など複数の食品を組み合わせて必要な栄養素をまんべんなく摂る食べ方を指します。
一方「完全栄養食」は厚生労働省の日本人の食事摂取基準に定められた栄養素を、1食で過不足なく(あるいは概ね目標に沿って)含むように設計された食品です。
つまりバランス栄養食は複数の料理で「全体のバランスを整えること」を重視し、完全栄養食は1つの製品で「必要な栄養素を網羅的に補うこと」を目指している点で異なります。
いわゆる健康食品の形状の種類と選び方

それでは具体的に、どのような種類があるのか、どのように選べば良いのかを見ていきましょう。
食事タイプ
食事タイプの栄養補助食品は、食事の代わりや栄養補給を目的につくられた固形食品です。パンやカレーなど通常の食事に近い形で提供されるため、食べ応えを感じながら必要な栄養素を摂れる点が特徴です。
選ぶ際には自分の生活習慣に合わせることが大切です。朝食を抜きやすい方には、手軽に食べられるパンタイプが便利ですし、間食やおやつとして取り入れたい場合は、噛み応えのある穀物バータイプがおすすめです。
また添加物や甘味料の使用状況を確認することで、より安心して日常的に取り入れられます。固形食品として満足感を得ながら、食生活の偏りを補う目的で活用するのがポイントです。

ゼリータイプ
ゼリータイプの栄養補助食品は、固形と液体の中間体で摂取しやすい点が大きな特徴です。特に忙しい朝や外出先でも摂取しやすく飲み物感覚で栄養補給できるため、時間のない方や食欲が低下しがちな方に向いています。
選ぶ際には含まれる栄養素やカロリー量を確認することが重要です。ビタミンやミネラルを中心に補給したい場合は、強化成分のバランスが整った商品を選ぶと効率的です。
また味や食感も継続のポイントになるため、苦手なフレーバーや甘さの強いものは避け、自分が続けやすい商品を選ぶことが大切です。ゼリータイプは、固形食品が苦手な方でも無理なく日常の栄養サポートに取り入れやすい形状です。
ドリンクタイプ
ドリンクタイプの栄養補助食品は、液体で手軽に栄養を摂取できる点が魅力です。特に朝食代わりや仕事の合間、運動後の水分補給と栄養補給を同時に行いたい場合に便利です。液体なので吸収が早く、胃腸への負担が少ないのも特徴です。
選ぶ際はカロリーや糖分の量、含まれる栄養素を確認することが大切です。日常的に取り入れる場合は甘さが控えめで、必要な栄養素がしっかり含まれた商品を選ぶと無理なく続けやすくなります。
また、味や飲みやすさも継続のポイントになるため、自分の好みに合ったフレーバーを選ぶことが重要です。ドリンクタイプは、忙しい男性でも生活に取り入れやすく、効率的に栄養補給できる形状です。

バータイプ
バータイプの栄養補助食品は噛んで食べられる固形感が特徴で、間食や軽食として手軽に栄養を補える点が魅力です。
このタイプは外出先や仕事の合間、運動後の補給など、さまざまなシーンで活用できます。またしっかり噛むことで満腹感を得やすく、食事の補助としても使いやすいのが特徴です。
選ぶ際は含まれる栄養素のバランスやカロリー量、糖分の有無を確認することが重要です。味や食感も継続のポイントとなるため、自分が食べやすいフレーバーを選ぶと、日常的に取り入れやすくなります。バータイプは、忙しい男性でも手軽に栄養補給ができる便利な形状です。
錠剤タイプ
錠剤タイプの栄養補助食品は、栄養素を凝縮して手軽に摂取できる点が特徴です。このタイプは持ち運びやすく外出先でも簡単に摂取できるため、忙しい男性に特に向いています。また味や食感を気にせず必要な栄養を補給できるので、毎日の継続がしやすいのもメリットです。
選ぶ際には、1日あたりの摂取目安や成分量を確認し、自分の食生活や栄養の不足に合わせた商品を選ぶことが大切です。咀嚼が不要で消化の負担も少ないため、日常の栄養サポートとして効率的に活用できます。

カプセルタイプ
カプセルタイプの栄養補助食品は、粉末状の栄養成分をゼラチンや植物性カプセルに閉じ込めた形状で、錠剤よりも飲みやすいことが特徴です。
このタイプは咀嚼不要で喉に引っかかりにくく、外出先や仕事中でも手軽に摂取できます。また、成分を濃縮して配合できるため、1粒あたりの栄養補給効率が高い点もメリットです。
選ぶ際は含まれる栄養素の量や1日の摂取目安を確認することが重要です。さらに、添加物やアレルギー成分の有無にも注意すると安心です。カプセルタイプは、忙しい男性でも日常的に継続しやすく、必要な栄養を効率的に補給できる便利な形状です。
粉末タイプ
粉末タイプの栄養補助食品は水や牛乳、スムージーなどに溶かして手軽に摂取できる形状が特徴です。
このタイプは量を調節しやすく、1食分の栄養をまとめて補給できる点が魅力です。また固形が苦手な方や消化に負担をかけたくない方でも取り入れやすく、朝食や間食、運動後の補給にも便利です。
選ぶ際には含まれる栄養素やカロリー、溶かす際の味や溶けやすさを確認することが大切です。さらに保存や持ち運びの方法にも注意して、自分のライフスタイルに合わせた商品を選ぶことで、日常的に無理なく栄養補助として活用できます。
男性におすすめの成分

中高年男性や日々忙しく働く男性が活力や健康を維持するためには、特にミネラルやビタミンに注目することが重要です。厚生労働省による日本人の食事摂取基準(2025年版)を参考にすると、以下の成分が補助食品を選ぶ際にポイントになります。
まず 亜鉛。2025年版では30〜64歳男性の推奨量が9.5 mg/日に設定されており、免疫機能やたんぱく質代謝など、体の基礎を支える重要な役割を担います。
次にビタミンD。骨の健康を維持しながらカルシウム吸収を助ける働きがあり、2025年版では30〜64歳男性の目安量は9.0 μg/日です。
さらにカリウムも見逃せません。高血圧など生活習慣病予防の観点から、30〜64歳男性は3,000 mg/日以上の摂取が目標量として掲げられています。

これらの成分をバランスよく配合したサプリメントや栄養補助食品を選ぶことで、体力低下や不調に悩む男性でも、食事だけでは補いきれない栄養を効率よく補給できるようになります。
以下の記事も参考にしてください。
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まとめ
栄養補助食品やサプリメントは、食事だけでは補いきれない栄養を手軽に補える手段です。形状や成分をライフスタイルや健康状態に合わせて選ぶことで、男性の健康維持や体調管理に役立ちます。







